継続は力なり

2018/07/27

継続は力なり

今日もお仕事お疲れ様です。三井建物 広報担当の田原です。

 

突然ですが、あなたは何年も継続してやっていることはありますか?

当社は平成11年の創業以来、毎日欠かさず朝礼を行っています。朝礼では、担当者が持ち回りでお題を決め、当日突如振られるテーマについて従業員皆でディスカッションをします。その意図は、主には「人前で話す訓練」や「人に伝える技術を身につける」ためです。

営業は日々お客様先に訪問し、サービスのご提供はもちろんのこと、雑談など様々な話題について話すこともあります。その際に、自身の見解を自分の言葉できちんと伝える、また相手の言葉を拝聴する力も養っておかなければ、会話もうまく成り立ちません。それには当然教養や見識も備わっていないといけないので、日々の鍛錬が必要となってきます。
また、当然自分の考えと他の従業員との考えが違う場合もあり、新たな気づきや時には自分自身を是正することにもつながってきます。自分の常識は他人の非常識などと言われますが、またその逆もしかりです。

 

これはある意味日常の教育です。

一般的に教育には時間も費用もかかります。どれだけの従業員にどんな教育を施したら得策なのか、表面上だけでは答えが出ません。業種や業態、職種や会社の風土、社員の特徴など一概にどれがいいとは言えず、実際にやってみないとわからない部分があります。企業が教育を受ける場合、その費用対効果がどれほどのものなのか不透明なところもあり、またその付帯時間を考えると躊躇してしまうこともしばしばです。
ですが、何も策を投じないと現状は変わらず、結果業務のムラや無駄時間なども発生する可能性もあり、効率や生産性の低下などの要因となってしまいます。

 

先日、ある教育を受けた企業の方と話す機会があったのですが、教育を受ける前と受けた後では周囲とのコミュニケーションが格段に変わったということを仰っていました。教育を受ける前は自身の仕事のみに没頭し、隣に座っている社員が一日どんな仕事をしているのかがわからなかったようで、仕事で困っていることも、どれだけのタスクがあるのかも悟ることや察してあげることができなかったということです。
これを機に、希薄になっていた周囲とのコミュニケーションを積極的に取り、キャパオーバーの従業員がいれば業務の平準化を行ったり、なぜそのような結果になったのかなど根本の改善などを図ったといいます。結果、社内の空気感もよくなり、生産性向上につながり経営的数値にも変化が現れたということです。

 

人は必ず人と付き合い、向き合っていく。

従業員は、無機質ではなく生身の人間なので、事務的にただ業務を遂行すればいいというわけではありません。人と関わり、向き合い、触れ合うことで、自然に相互愛が生まれ、絆も強くなります。そしてそこにはシナジーが生まれ、より崇高なものへと発展していくのだと思います。
まさに当社の真骨頂である“チーム力”がここに生かされていると思います。創業当時から続いているこの”生きた教育”を今後も継続しながら日々邁進していきたいと思っています。

 

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